1日の日経平均は反発となった。前日の米国株式市場では、注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)で大方の予想通り政策金利が引き下げられ、その後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長による発言を受けた追加利下げ観測が後退したことから、主要3指数は揃って1%を超えて下落。米株安の流れを引き継いで、本日の東京市場は大きく売りが先行した。日経平均は先物主導によるインデックス売買に振らされる格好でギャップダウンスタートとなったものの、朝方の売り一巡後は急速に下げ幅を縮小。また、決算を受けた東証1部の主力級銘柄への物色が盛んとなるなか、為替相場においても一時1ドル=109円30銭台までの円安進行を背景に短期筋による先物に対する買い戻しの動きも目立った。これにより、日経平均は前場中ごろにプラスへと転じた。その後は、週末にかけて米国やユーロ圏で重要経済指標の発表を控え、円安進行も一服したことで、後場の日経平均は21500円処でのこう着の強まる展開となった。
赤:10年債 青:原油 黄色:ゴールド
FOMC通過
FOMC通過、NY市場こそ333ドル安で帰ってきたが為替が円安方向
指数は円高、株安に多少賭けていたがここは微損で撤退(^^;
ポジション空空だったので、5G関連など少しだけ様子見でIN
東京市場の初動はドル高、円安の恩恵で戻したが、追加でポジ増やしていくには他の市場の動きも確認してからかな・・・
株探メモ
日本エム・ディ・エム <7600> 1,574円 +201 円 (+14.6%) 本日終値 東証1部 上昇率3位
日本エム・ディ・エム <7600> が急反騰し、年初来高値を更新した。7月31日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益が前年同期比43.2%増の6.3億円に拡大して着地したことが買い材料視された。米国で人工膝関節製品が好調だったほか、国内では人工股関節製品や骨接合材料の販売が伸びたことが寄与。販管費を抑制したことも増益につながった。上期計画の7.8億円に対する進捗率は80.8%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
日本ユニシス <8056> が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の37.1億円に急拡大し、4-9月期(上期)計画の90億円に対する進捗率は5年平均の25.7%を上回る41.3%に達した。
日本アンテナ <6930> [JQ] が8月1日大引け後(15:00)に決算を発表。20年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は900万円の黒字(前年同期は8400万円の赤字)に浮上し、4-9月期(上期)計画の2000万円の赤字をすでに上回った
富士ソSBが買い気配、4-6月期(1Q)経常は3.3倍増益で着地
富士ソフトサービスビューロ <6188> [東証2]が買い気配でスタート。7月31日大引け後に発表した20年3月期第1四半期(4-6月)の経常利益(非連結)が前年同期比3.3倍の2.6億円に急拡大して着地したことが買い材料視された。企業年金基金問い合わせ業務の新規受注や官公庁向けの事務処理業務が伸びたことが寄与。一部案件の業務改善による生産性向上も利益拡大に貢献した。上期計画の3.8億円に対する進捗率は70.3%に達しており、業績上振れを期待する買いが向かった。
■決算マイナス・インパクト銘柄
<3137> ファンデリー 東M -11.09 7/31 1Q 12.67
<6565> ABホテル JQ -1.98 7/31 1Q 24.09
<4284> ソルクシーズ 東1 -6.93 7/31 上期 63.76