決算はじまる  

◇東証大引け 続伸、業績改善期待銘柄に資金流入 3連休前で上値限定

◇東証大引け 続伸、業績改善期待銘柄に資金流入 3連休前で上値限定  10日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比110円70銭(0.47%)高の2万3850円57銭で終えた。中東情勢に対する警戒感の後退で前日の米ダウ工業株30種平均が最高値を更新したのを受け、運用リスクを取りやすくなった投資家の買いが続いた。外国為替市場で円が対ドルで下落したのも支えになった。一方で、3連休を控えた持ち高整理の売りは相場全体の上値を抑えた。

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三連休に雇用統計
一応落ち着いたかに思える中東情勢も3日も空くとやはり不安
火種がどこに引火するか分からない

更に13日は満月と・・・少しは警戒が必要か?

 

 

第3四半期  決算はじまる

3月決算銘柄の第3四半期の決算発表が今週から順次スタート
取りあえずメモしておくのが、いつも先行発表の安川電機

内容以上に注目されるのが、決算受けての株価の動き
良くても織り込み済みで売られたり、悪くても今期折り込み済で来期期待で買われたりと・・・

後から出てくる銘柄の参考にもなる。

 安川電機 <6506> が1月9日大引け後(16:00)に決算を発表。20年2月期第3四半期累計(3-11月)の連結経常利益は前年同期比59.8%減の172億円に大きく落ち込み、通期計画の260億円に対する進捗率は66.3%にとどまり、さらに前年同期の84.2%も下回った。

 

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新興市場の私の持ち株なら大底まで投げ込まれても不思議でなさそうな前年同月比・・・
それを受けての今日の日足
下にいってからのアゲアゲで150円のプラス引け(今日はSQでした)

株探の解説記事

安川電—続伸、業績低迷続くが当面のあく抜け感が先行の展開に

安川電<6506>は続伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は168億円で前年同期比59.7%減益、9-11月期も同61.0%減と回復感は見られなかった。受注低迷に伴い売上の2ケタ減少傾向が継続している。引き続き在庫も高水準であり、通期計画の下振れ可能性も意識される状況に。ただ、中国ACサーボの受注底打ちなどプラス面もあり、米中貿易協議の進展による回復期待も根強いことから、目先の悪材料出尽くしと捉えられる形にも。

 

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取りあえずイメージだけでも持っておく

売買メモ

売り切りは三桜工業ハウスドウ共に微損で撤退
枚数少なかったが連休前の調整でカット、弱いとこ切って維持率100%までは回復

追加はアイフルgumi

新規はネクステージ、決算プレイ避けて好決算で売り込まれれば拾うつもりでいた
決算すでに終わった銘柄、既に一度爆発しているので保有が気楽

 

ランキング

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11位のソースネクスト気になったがあまり余力がないんですよね・・・

 

ノートメモ:株探

【投資部門別売買動向】
海外勢が4週ぶりに売り越す一方、個人は6週ぶりに買い越す (12月第5週)

■トプコン <7732>  1,696円  +263 円 (+18.4%)  本日終値  東証1部 上昇率2位
 トプコン<7732>が急伸。SMBC日興証券が9日付で、投資評価を新規に「1」、目標株価2200円でカバレッジを開始したことが好材料視されたようだ。同証券では、フルオートスクリーニング機能を搭載した眼底カメラ「3D OCT」が中国、アジアでの高い需要や、米国・欧州眼鏡チェーン店などの大型受注の開始により拡大局面に突入したと評価。

■ソースネクスト <4344>  558円  +39 円 (+7.5%)  本日終値
 ソースネクスト<4344>が大幅高で5連騰。東京五輪・パラリンピックを控え、サイバー防衛関連株に強い動きを示すものが増えている。そのなか同社はウイルス対策ソフトで高い商品競争力を有しており、上値追いへの期待が高まっている。直近開示された12月のセキュリティーソフトシェアは17.3%(前年同月比では14.6%増)と好調が続いている状況。また、今年はオリンピックイヤーで訪日外国人観光客が増勢となることが予想されるなか、自動翻訳端末「ポケトーク」の拡販にも期待がかかる。

 

■ツガミ <6101>  1,155円  +65 円 (+6.0%)  本日終値
 ツガミ<6101>やDMG森精機<6141>、東芝機械<6104>といった工作機械株が高い。日本工作機械工業会の飯村幸生会長(東芝機械会長)は9日、20年の工作機械の年間受注額が19年の推定実績に比べ横ばいの1兆2000億円になる見通しを示した、と複数のメディアが伝えた。19年の工作機械受注はその前の年に比べ3割強の落ち込みとなったとみられるだけに、20年は改善が見込まれている。9日に発表された安川電機<6506>の第3四半期決算では、中国向け受注の回復傾向が示されたことも工作機械株には追い風となった模様だ。

■大黒天物産 <2791>  3,315円  +65 円 (+2.0%)  本日終値
 大黒天物産<2791>が続伸。9日の取引終了後に発表した第2四半期(19年6~11月)連結決算が、売上高1003億2200万円(前年同期比13.8%増)、営業利益19億1800万円(同37.2%増)、純利益11億8600万円(同3.9倍)と大幅増益となったことが好感された。新潟県と愛媛県にそれぞれ1店舗の新規出店を行ったほか、店舗の老朽化に伴う既存店の建て替えを1店舗、また生鮮売り場を強化した大幅改装を2店舗で実施したことが寄与した。

■ファーストリテイリング <9983>  61,990円  -1,770 円 (-2.8%)  本日終値
 ファーストリテイリング<9983>が反落。9日の取引終了後、20年8月期の連結業績予想について、売上高を2兆4000億円から2兆3400億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を2750億円から2450億円(同4.9%減)へ、純利益を1750億円から1650億円(同1.5%増)へ下方修正したことが嫌気された。

■ドーン <2303>  2,125円  +400 円 (+23.2%) ストップ高   本日終値
 ドーン <2303> [JQ]がストップ高。9日大引け後、20年5月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億2600万円→2億6100万円に15.5%上方修正。増益率が10.2%増→27.3%増に拡大する見通しとなったことが買い材料視された。クラウドサービスの新規顧客獲得が想定以上に進み、利用料収入が増加するうえ、既存顧客の機能拡張に伴うシステム開発の受注も伸びる。仕入れなどの製造原価が想定を下回ることも上振れの要因となる。

 

【ローツェ <6323> 】 ★今期の経常最高益予想を24%上乗せ
 ◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の59.9億円→74.5億円に24.2%上方修正。増益率が0.4%増→24.7%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 吉野家HD <9861>   ★今期経常を2.7倍上方修正
 ◆20年2月期の連結経常利益を従来予想の15億円→40億円に2.7倍上方修正。増益率が4.3倍→11倍に拡大する見通しとなった。牛丼の新サイズ「超特盛」などの好調や販売促進効果で、吉野家の既存店売上高が前年実績を大きく上回ることが寄与。うどん店「はなまる」の収益向上に加え、業績の立て直し策が進展することも上振れの要因となる。

■決算プラス・インパクト銘柄

<2303> ドーン     JQ   +30.13   1/ 9  上期   511.11
<6734> ニューテック  JQ   +18.90   1/ 9   3Q    74.79
<4430> 東海ソフト   東2   +12.27   1/ 9  上期    36.63
<9903> カンセキ    JQ   +9.98   1/ 9   3Q    20.97

<8887> リベレステ   JQ   +2.41   1/ 9  上期    25.17

<5932> 三協立山    東1   +22.21   1/ 9  上期   102.84
<3697> SHIFT   東1   +15.86   1/ 9   1Q    90.31
<7513> コジマ     東1   +11.51   1/ 9   1Q   253.07

 

三井ハイテク <6966>   三菱UF  強気    3100→2700   1/10

JFE <5411>      大和    3→2   1300→1800   1/10

決算 見出し

・Fブラザーズ、今期経常は40%増益、3円増配へ:3454
・ イオン、3-11月期(3Q累計)最終が赤字転落で着地・9-11月期は赤字拡大
・ USENHD、9-11月期(1Q)経常は79%増益で着地
・コシダカHD、9-11月期(1Q)経常は26%減益で着地
・ベクトル、3-11月期(3Q累計)経常が6%増益で着地・9-11月期も84%増益
・ワッツ、9-11月期(1Q)経常は40%増益で着地
・ エスプール、前期経常を30%上方修正・最高益予想を上乗せ
・ライフフーズ、3-11月期(3Q累計)経常が22%増益で着地・9-11月期も28%増益
・ネオス、9-11月期(3Q)経常は32%減益
・エルテス、3-11月期(3Q累計)経常は8.8倍増益・通期計画を超過
・協和コンサル、前期経常を一転16%増益に上方修正
・レイ、3-11月期(3Q累計)経常が2倍増益で着地・9-11月期も22%増益
・久光薬、3-11月期(3Q累計)経常が14%増益で着地・9-11月期も72%増益
・イオンディラ、3-11月期(3Q累計)経常は31%増益で着地
・ジュンテン、3-11月期(3Q累計)経常は11%増益・通期計画を超過
・カネ美食品、3-11月期(3Q累計)経常は13億円・通期計画を超過
・ MrMax、3-11月期(3Q累計)経常が22%減益で着地・9-11月期も53%減益
・ファミマ、3-11月期(3Q累計)税引き前が41%増益で着地・9-11月期も2.7倍増益
・エーアイテイ、3-11月期(3Q累計)経常が32%増益で着地・9-11月期も42%増益

 

ローソン、吉野家の決算

小売業の決算開示

2月期に集中している小売業の決算が日々続々開示されている。
11日は大手コンビニチェーンの一角ローソンの19年2月期の決算が開示された。

ローソンは他のコンビニ大手セブンイレブン、ファミリーマートとは異なりコンビニ事業の明暗が決算短信など確認せずとも色濃く出てくる決算だと思われる。
そんなローソンの今期19年2月期の決算(経常利益)は前期比11.4%減の577億円、売り上げは過去最高の7000億
そして来期20年2月期の業績見通しも前期比5.5%減の545億円を予想
この見通し通りにいけば過去最高益をたたきだした、17年2月期の決算(730億)から3期連続の減益決算となる。
更に今期の年間配当を前期比105円減の150円に減配すると発表
この減配発表を市場がどう判断するか明日は非常に注目


業績見通しと推移:株探より

 

参考記事:ローソン、今期経常は6%減益、105円減配へ

吉野家の決算


ローソンと同じく11日には大手牛丼チェーン吉野家の決算開示も19年2月期の決算は6年ぶりの赤字決算、赤字額は60億円赤字額が大きくインパクトあるのか吉野家の赤字ネタを既にいくつかのメディアが取り上げていた。

牛肉やコメの原材料費と人手不足によるアルバイトの人件費の高騰が響いた。店舗撤退の損失も計上した。

 

こちら吉野家もローソンと同じく売り上げは過去最高益を記録
やはり人件費の上昇を売り上げアップだけでは吸収しきれない構図

人件費はインフレになっているが、牛丼という商品はデフレ商品値上げには限界がある。
インフレ状況の中でデフレ商品メインの業態は厳しいな・・・というのが改めての感想
人手不足から人件費抑制へと小売り、飲食業とも見る方向を変えないといけない時期になってきたかも

参考記事:吉野家、6年ぶり赤字 原材料費とアルバイト代が高騰

閑散相場がつづく

ブレクジット10月末まで延期

閑散相場が続く中でEUとイギリスがブレグジットの延期に合意の報道が、期間は10月31日までとの事、これで少しは警戒が和らぐかな?とは思ったがこの程度のニュースでは相場は全然動かない、指標待ちなのか?決算待ちなのか?
高値射程圏の米国に追随するわけでもなく、昨日の世界景気見通しの下方修正報道で大きく崩れるわけでもなく・・・売買代金低水準で新しい資金も入ってくる雰囲気もない

市場における需給関係の重要さが改めてよく分かる、メインプレイヤーが高値を買いにいったり、持ち分を投げたりと目立つ動きをしなければ相場が動かない
個人の動きなど本当に小さすぎる

明日は4月のオプションSQ、SQ境に相場が変動する事もあるので少しは注意が必要かも
今日の東京市場は23円高の21711円、高値更新は14銘柄、安値更新は37銘柄

安川電機の決算

引け後に先陣を切って安川電機の決算が発表され来期の見通しは経常利益で-6.6%を予想
今期最終の12-02期は8,128億、前年17年の10-12月期は13,777億
決算月の変更で正確な数字比較はできないが、その落ち込み具合だけは凄いのが分かる。
この辺り明日の相場がどう織り込むのか、同業種のFA関連銘柄の動きも含め市場の関心が集まりそう。


安川電機決算推移:株探より


参考記事:安川電、今期経常は6%減益へ

逆行安のセブンアンドアイ

セブンアンドアイの2月期決算

日経平均株価が3月に付けた今年の高値を伺う強さの中、小売りの代表銘柄の一つセブンアンドアイHDの株価はその逆の年初安という落ちっぷり

4月4日に発表した19年2月期の連結決算は前期比4.0%増の4065億円
20年2月期の目標も2.0%増の4145億円見込みで9期連続で過去最高益更新する見込みと表向きは安定成長の底堅さを見せるものの市場、投資家の下した現時点での評価は厳しい

先月までの世界景気の不透明感などを考えると国内小売というディフェンシブセクターの位置付けと思えば、上値は重いながらももう少し人気があっても良い銘柄のはずだが・・・現状は厳しい

少子高齢化という先の問題ばかりでなく、10月の消費増税
更には直近でコンビニ事業での24時間営業を発端とした働き方問題、人手不足問題はセブンアンドアイの屋台骨である、セブンイレブンの根幹を揺るがしかねない

しかもこの問題に対しての店舗オーナー側とのやりとりがメディアを通してみる限り非常に良くない・・・現在の最高益という言葉、数字ではなく未解決の三重苦、四重苦も問題が嫌気をされている。

 

コンビニのセルフレジ化が進むのか?


人手不足の問題に関して4月5日に経済産業大臣が、コンビニ大手8社のトップと会談との報道
コンビニというインフラを維持していくにはやはり人手不足問題を解決していかなくてはいけない、その解決策の一つがセルフレジ

本当に解決されれば買い物風景が一変してしまう

今まで人が目の前でしていた仕事がある日突然なくなる恐怖、全国の小売業のレジ係が半分になってしまうだけでも凄い数の雇用機会が失われる事に
一つの問題が解決されればそこから出たひずみがまた別の場所で問題を起こす

 

参考記事:セブン&アイ、今期経常は2%増で9期連続最高益更新へ