売買メモ
売買なし
企業決算に悲観、感染拡大も嫌気 31日の東京株式市場で日経平均株価は6日続落し、前日比629円23銭(2.82%)安の2万1710円00銭で終えた。2020年4~6月期決算の発表の中で、21年3月期通期の業績が大幅に悪化するとの見通しが相次ぎ、株価を押し下げた。東京都内の新型コロナウイルスの新規感染者が31日、1日当たりで過去最多の463人と伝わり、経済活動が低迷するとの見方が強まった。外国為替市場で進む円高基調も投資マインドを低下させた。
7月月次
好決算のアンリツ少し持っていたので、今月こそは久しぶりに前月よりプラスで終われると思っていましたが、日経-629円に逆らわずPFも確実に被弾して結局は前月比マイナス終わり
おくびょう犬
今更ながらPFの変動を記録してみた
先月末比に対して上はプラス8万円
下は5万円と振れ幅は13万円
付箋
<6754> アンリツ 2512 +117
大幅反発。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は51.2億円で前年同期比90.0%の大幅増益、市場予想を20億円近く上回っている。通期計画175億円に対する進捗率は29%、例年の第1四半期と比較すると非常に高い水準に。また、注目度の高い計測事業の受注高は同11.6%増と好調、コロナの影響を吸収して想定以上に伸長している。5G開発用のほか、データセンター向け需要も拡大しているようだ。」
<6857> アドバンテス 5700 -1000
ストップ安。前日に第1四半期決算を発表。営業利益は135億円で前年同期比11.2%減益、市場予想をやや下振れる着地に。一方、通期予想は450億円で前期比23.3%減益見通しとし、600億円レベルのコンセンサスを大きく下回り、ネガティブサプライズとなった。ファーウェイへの米国規制強化がマイナスに影響しているもよう。自社株買い実施も発表したが、期待値は非常に高まっていたこともあって失望感が優勢に。
■Jストリーム <4308> 3,175円 +211 円 (+7.1%) 本日終値
Jストリーム<4308>が急伸。メディア系のコンテンツ配信関連や医薬系業界を中心としたライブ配信が業績を押し上げている。同社が30日取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)決算は営業利益が2億4000万円となり、これまで非開示だった通期見通しについては前期比65%増の9億円と急拡大予想を示した。これを材料視する投資資金が集中する格好となった。
■アスクル <2678> 3,165円 +100 円 (+3.3%) 本日終値
アスクル<2678>が大幅高で3日ぶりに反発。30日の取引終了後に発表した7月度(6月21日~7月20日)の月次業績で、単体売上高が前年同月比5.6%増と4カ月ぶりに前年実績を上回ったことが好感された。主力のBtoB事業は、新型コロナウイルスの影響で4月度以降、在宅勤務拡大・企業活動停滞による一時的な需要低下があったものの、足もとは着実な回復傾向にあるほか、前年に比べて平日が1日多く、土曜日が1日少ない影響もあり同5.2%増となった。また、LOHACOも同7.7%増と3カ月連続で伸長した。
■寿スピリッツ <2222> 3,145円 -455 円 (-12.6%) 本日終値
30日に決算を発表。「4-6月期(1Q)経常は赤字転落で着地」が嫌気された。
寿スピリッツ <2222> が7月30日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は17.5億円の赤字(前年同期は15.6億円の黒字)に転落した。
■ダイトーケミックス <4366> 868円 +150 円 (+20.9%) ストップ高 本日終値
ダイトーケミックス<4366>がストップ高。30日の取引終了後に発表した21年3月期第1四半期(4~6月)の連結経常利益が前年同期比2.4倍の3億5400万円に急拡大しており、これを好材料視する買いが入った。先端の半導体用感光性材料やフラットパネルディスプレー周辺材料の新製品開発などに積極的に取り組むなか、化成品事業の業績が急拡大し、売上高は34億5300万円と前年同期比27.8%の大幅増収を達成した。第1四半期経常利益が上期計画の5000万円を7倍も上回っており、業績上振れは濃厚とみられる。
保土谷化学工業 <4112> が7月31日大引け後(17:30)に決算を発表。21年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比4.9倍の23.9億円に急拡大した。
併せて、非開示だった4-9月期(上期)の業績予想は連結経常利益が前年同期比2.7倍の21億円に拡大する見通しを示した