◇東証大引け 3日続伸 1カ月ぶり2万4000円台、米中進展や円安を好感
01/14 15:24 市場概況
◇東証大引け 3日続伸 1カ月ぶり2万4000円台、米中進展や円安を好感 14日の東京株式市場で日経平均株価は3日続伸し、前週末比174円60銭(0.73%)高の2万4025円17銭で終えた。終値での2万4000円回復は2019年12月17日以来およそ1カ月ぶり。米中関係の進展期待や円安進行を手掛かりに投資家心理が一段と上向いた。海外短期筋などによる株価指数先物への断続的な買いも日経平均を押し上げた。ただ、2万4000円を上回る水準では利益確定売りが上値を抑えたほか、アジア株式相場の値動きも鈍く、午後は高い水準での一進一退が続いた。
売買メモ
為替110円台に入って日経アゲアゲの中メインPFは大方下落
追加はホロン、三桜工業、ネクステージ
枚数削ったのは三井ハイテック
別口座でコメ兵利益確定して大黒天物産に初参戦
出来高少ない銘柄なので現物で気長に勝負
ノートメモ
ネクステージ<3186>が4日ぶりに反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券が10日付で、投資判断「バイ」を再強調し、目標株価1600円を継続しており、これを好材料視したようだ。同証券では、引き続き大型店の出店拡大による中古車小売市場での寡占化の進行に注目。また、決算発表後の株価下落には違和感が強いとも指摘している。なお、20年11月期営業利益は会社予想78億円を上回る81億円を予想。21年11月期は同102憶円を予想している。
■日本製鉄 <5401> 1,680.5円 +37.5 円 (+2.3%) 本日終値
日本製鉄<5401>をはじめ鉄鋼株に買いが集まった。業種別騰落率で「鉄鋼」は10時20分現在、東証1部33業種中、値上がりで群を抜く状況。米中貿易協議は15日に「第1段階」の合意文書への署名が行われる見通しで、両国対立の構図が緩んでいる。鉄鋼株はハイテク株などに比べ出遅れ感が目立っていたが、中国鋼材需要自体は堅調であり、米中交渉の進展期待もあって追い風ムードとなった。
吉野家ホールディングス<9861>が急落。前週末10日の取引終了後、20年2月期の連結業績予想について、売上高を2080億円から2150億円(前期比6.2%増)へ、営業利益を10億円から36億円(同34.6倍)へ上方修正したが、営業利益で41億円前後を見込んでいた市場コンセンサス予想に届かなかったことから、失望売りが出たようだ。上方修正は、吉野家の創業120周年施策として販売した牛丼の新サイズ「超特盛」「小盛」の投入や「特撰すきやき重」「月見牛とじ御膳」などの商品施策に加えて、6月に実施した「テイクアウト80円引き」などの販売施策も好評だったことが寄与する。また、消費税増税が行われた10月以降も「牛丼・牛皿全品10%オフキャンペーン」や冬の定番「牛すき鍋膳」「麻辣牛鍋膳」などの施策が好調に推移しており、10月以降の既存店売上高が好調なことも貢献するという。なお、最終利益1億円(同60億円の赤字)は従来見通しを据え置いている。同時に発表した第3四半期累計(19年3~11月)決算は、売上高1598億7600万円(前期比6.6%増)、営業利益28億9000万円(前年同期5億6200万円の赤字)、最終利益17億7400万円(同15億5800万円の赤字)だった。
■理経 <8226> 293円 +63 円 (+27.4%) 一時ストップ高 本日終値
理経<8226>が急伸。きょう付けの朝日新聞朝刊で「荷物の配送などで利用の拡大が見込まれている小型無人飛行機『ドローン』について、政府は国内企業がサイバー攻撃に強い機体を開発したり、導入したりすることを後押しする方針を決めた」と報じられており、関連銘柄の一角として買われたもよう。また、ドーン<2303>やイメージ ワン<2667>、自律制御システム研究所<6232>なども買われている。
■北の達人コーポレーション <2930>
3-11月期(3Q累計)経常が50%増益で着地・9-11月期も57%増益。
■ラクト・ジャパン <3139>
今期経常は9%増で4期連続最高益、8円増配へ。
■UUUM <3990> [東証M]
9-11月期(2Q)経常は12%減益。
レイ JQ -9.61 1/10 3Q 101.86
<3194> キリン堂HD 東1 -5.95 1/10 3Q 25.60